【MLB】金欠でも勝てる? | 残りの補強ポイントと現実的な獲得候補は?

MLB

ここまでのオフシーズン…

早いものでもう年末。
年内のストーブリーグはNYMが悪い意味で独走している一方で、我らがSDPは予想通り静かなオフシーズン。まあ、球団の財政面を考慮すれば予想の範囲だけど、やはりファンとしては寂しいもの。それでも、SDPにはA.J.プレラーという切り札がいるため「何とかしてくれるだろう」と考えているのは私だけではないはず。
ってことで、現時点での補強ポイントと現実的な獲得候補を考えていきます。

FAとなった選手

まずは、シーズン終了後にFAとなった主な選手とその成績から。

投手登板勝敗投球回防御率
D.シース328-12168.04.55
M.キング155-373.13.44
R.スアレス704-669.22.97
K.ハート203-343.05.68

投手では、先発のD.シースとM.キングがQOを拒否してFAに。
また、リーグ最多セーブを記録したR.スアレスもオプトアウトの権利行使でFA市場へ。
想定内ではあったものの、先発2人とクローザーのFAという、華々しいオフシーズンの幕開けとなります…。

野手試合打率HROPS
L.アラエズ154.2928.719
R.オハーン144.28117.803
J.イグレシアス112.2293.592
E.ディアス106.2049.607

野手でFAとなる主要選手はL.アラエズ。昨年まで3年連続首位打者を獲得しているコンタクト技術はMLB屈指ですが、長打力不足は看過できない数字。守備走塁での貢献も見込めないため、QOを受けることなくFAに。TDLで加入したR.オハーンは移籍後は目立った活躍ができず。J.イグレシアスとE.ディアスも地味ながらチームに欠かせない戦力でしたが、再契約せず退団の見込み。
そのため、L.アラエズが守っていたファーストの補強は必要なものの、FAによる野手の穴は「まあなんとかなるべ」というのが私の認識です。

まさかのM.キング再契約!!宋成文獲得!!

D.シースとM.キングのFAにダルビッシュの来季全休が発表され、先発ローテーションにマシンガンで風穴を空けられたSDPですが、少しずつ動き始めます。
まずは、FAとなっていたK.ハートと100万ドルで再契約(2027年は球団オプション)。
続いて、T.アドコック、D.アコスタとそれぞれ(100万ドル未満で)契約してデプスを強化し、T.マッケンジーとはマイナー契約をするなど、地味ながら期待できる補強を敢行。

そして12月20日、割と急転直下で、M.キングとの再契約を発表!!
契約内容は3年7500万ドルとなってるものの、実質はオプトアウト込みで1年2200万ドル。M.キング自身の怪我やQOの有無などが重なった結果ではあるものの、とりあえず先発ローテーションのグレードアップに成功。

さらに、12月23日にはKBOからポスティングとなっていた宋成文とも契約。
こちらは4年1500万ドルで来季年俸は300万ドル程度と、パドレスでも払える金額。
内野のバックアップ(+外野挑戦?)要員として、今季のJ.イグレシアスの上位互換のような役割になりそうですが、上手くいけばトータルでL.アラエズくらいの活躍を期待できる…はず。(L.アラエズはfWAR0.9、rWAR1.2)

補強ポイント

投手

さて、ここからが本題の補強ポイント。まず、現時点の投手陣を整理したのが次の表。

SPMIDSUCL
N.ピベッタD.モーガンA.モレホンM.ミラー
M.キングB.ロドリゲスJ.エストラーダ
J.マスグローブR.マリナッシオ(J.アダム)
R.バスケスA.ジェイコブ
JP.シアーズD.アコスタ
M.ウォルドロンT.アドコック
B.ホーイング
W.ペラルタ
Y.松井
K.ハート

先発はM.キングの再契約でなんとか形に。ただ、J.マスグローブがTJ明けという点と4番手以降の層の薄さはやはり懸念点。個人的には、今季終盤に素晴らしい内容を見せたR.バスケスに期待してるものの、まだ計算するには未知数。巷ではN.ピベッタのトレードが噂されており、80%くらいの確率で実現するんじゃと思っていますが、どんな形であれ先発投手は質量ともにもうひと段階アップグレードしてほしい。

一方のリリーフは、まずまずの陣容。R.スアレスの移籍にA.モレホンとM.ミラーの先発転向など、色々と動きがありそうでしたが、結果的に大きな動きは無し。CLはM.ミラーが順当に引継ぎ、その前はA.モレホンとJ.エストラーダ、怪我から復帰すればJ.アダムという布陣かな。それ以外の中継ぎ陣は「質より量」で解決しようとしている感がありますが、まあなんとかなるはず。M.ミラーやA.モレホンがトレードされた場合は話が別ですが、現時点で大きな補強は不要でしょう。

野手

続いては野手の補強ポイント。現時点での予想スタメンはこちら。

OrderPOSName
1RFF.タティス Jr.
2CFJ.メリル
33BM.マチャド
4LFR.ローレアーノ
5DHG.シーツ
6SSX.ボガーツ
72BJ.クロネンワース
8CF.ファーミン
91B宋成文

1Bと2Bが逆になったりはあるかもですが、大体こんな感じでしょう。正直、スタメンは現有戦力でも充実していますが、欲を言えば1BやDHを任せられるようなスラッガーが欲しいところ。

ただ、そんなことより問題なのはデプスの層の薄さ。
現時点で40人枠に入っている選手を対象とすると、それがよく分かります。

捕手L.カンプサーノ
内野手M.マッコイ
内野手W.ワグナー
外野手B.ジョンソン
外野手T.オルネラス

L.カンプサーノは期待値も低くなってきており、2番手捕手としてはあまりに不安。E.ディアスとM.マルドナードが退団したために40人枠に入っていますが、開幕時には違う選手が控え捕手となっている可能性大。
残りの4人のうちB.ジョンソンは期待できるものの、試合終盤で代打起用できる選手が本ッッッ当にいない。理想を言えば、宋成文とG.シーツを控えに回せるような状況を作りたいので、野手陣はまだ補強を頑張ってね。

君、パドレスに来ないか?

それでは、最後に補強ポイントを踏まえて獲得してほしい選手を紹介。
なお、SDPの財政事情を考慮した人選となっていることをご承知おきください。

先発:M.ストローマン

先発の補強候補として、M.ストローマンはいかがでしょう。
物議を呼ぶことが多い言動とは異なり、奪三振能力は低いが大崩れしないスタイルが特徴。
2019年から2024年まで5年連続で130イニングを消化(短縮シーズンを除く)するなど、今のパドレス先発陣が求めているイニングイーターとしての実績は十分。
今季はわずか9先発で防御率6.23と振るわず、8月にNYYからリリースされていますが、年俸次第で検討の余地はあるのではないでしょうか。(色々と面倒なことは無視)

控え捕手:G.サンチェス

控え捕手として獲得したいのはG.サンチェス。
今季はBALでわずか29試合の出場ながら、OPSは.715。2023年にはSDPに在籍しており、打率こそ低いが一発のあるバッティングは非常に魅力的でした。守備指標は決して優秀ではないものの、2番手捕手であれば打撃での貢献含めて十分戦力となりえます。
来季はF.ファーミンが正捕手となる見込みですが、シーズン最多出場は111試合とフルシーズンでの稼働は未知数。そのため、2番手捕手として実績があり、かつSDP在籍経験のあるG.サンチェスは獲得のメリットがあるはず。

スラッガー:R.テレズ

最後に、スラッガー枠で獲得してほしいのがR.テレズ。
5年連続2ケタ本塁打を記録しており、2022年には35本塁打を放ったスラッガー。今季はSEAとTEXで112試合に出場し、打率.228、HRは17本を記録。スプリントスピードはMLBワーストレベルで守備指標も優れていませんが、その分年俸も抑えられるため、今のSDPのニーズに合致。1B/DHでの起用となりますが、G.シーツを左翼に回すことで外野陣の休養も可能なため、そういった意味でも獲得のメリットは十分にあります。

まとめ

お家騒動や大型契約の影響で金欠状態の中、なんとか戦力を整備しているSDP。
本音を言えば今井達也や岡本和真は補強ポイントにドンピシャで、日本人という点でもめちゃくちゃ獲得してほしいですが、さすがに現実的じゃない。
残りのオフの動きを予想すると、N.ピベッタ、A.モレホン、M.ミラーの誰かがトレードになる可能性が高そうですが、何はともあれA.J.プレラーの「BREAKING NEWS」に期待しましょう。

【引用画像】
https://www.mlb.com/news/padres-2024-season-in-reviewhttps://www.mlb.com/news/marcus-stroman-sent-to-yankees-bullpen
https://www.cbssports.com/mlb/news/gary-sanchez-homers-again-as-new-padres-catcher-goes-deep-for-fourth-time-in-nine-games-with-san-diego/
https://www.baseballamerica.com/stories/trade-central-blue-jays-add-to-bullpen-brewers-acquire-rowdy-tellez

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